私たちは、発展途上国の衛生環境推進を支援すべく、2008 年より井戸を寄付する活動を続けてきました。
また、貧困地域においては高価で個人所蔵としては手に入れることのできない学習用品やスポーツ用品を寄付する活動も行って参りました。

全活動において現地 NGO や住民組織との交流を深め、信頼とお互いの立場を尊重することの大切さを学びました。

「へルプではなくサポート」

現地の人々の自助努力を促す事も大切な支援の一部であること、相互理解が人と人との繋がりの一番大切な部分であることを実感しています。
そのため国内では支援にあたっての事前情報収集や学習も行っています。

支援している発展途上国、例えばスリランカの水道普及率はおよそ30%と言われています。
農村部のほとんどは未だに川で洗濯、入浴をしているのが現状です。
蛇口をひねれば水が出てくる日本に住む私たちにとって、それは想像しがたい現実でもあります。
そして飲み水もまた、井戸の数が足りない地域では遠くまで汲みに行くこともあり、子供も労働力として使われます。
きれいな水を手に入れることができないため、衛生状況もいい状態とは言えず、その犠牲になるのは高齢者と子供です。
命を支える水の豊かさを享受している私たちは、それらの人々と交流することで自分たちがいかに恵まれているかを知り、そして、それらの地域の暮らしを少しでもいい環境に引き上げる手伝いができないかと考え活動することが先進国に生きるものの責任でもあると考えます。

皆さまからお預かりした想いを、必要としている方々へ。
BBA JAPANは2019年より特定非営利活動法人として歩んでまいります。

詳しくは定款をご参照ください。

BBA JAPANの井戸はワンワールドワンピープル協会(O.W.O.P)に施工を依頼しています。

OWOPは場所設定から井戸建築、その後の管理まで一括して行ってくれています。

ワンワールド・ワンピープル協会

http://www.owop.gr.jp


symbol mark

BBA JAPANの井戸(*)につけるシンボルマークは「クローバーとてんとう虫」。
井戸につける記念ボードには必ず入っています。

四葉のクローバーは葉一枚がそれぞれ 「希望」・「誠実」・「愛情」・「幸運」を象徴していると言われています。

三葉の中から四葉が見つかる確率は、わずか0.001パーセント。
見つけられること自体が「幸運」なのです。

そして、てんとう虫は太陽に向かって飛んでゆくため、縁起の良い虫だと いわれます。
ヨーロッパでも幸せの象徴。

スリランカの皆さんに喜んでもらえる井戸になりますように、の願いを込めて。

*1〜5号基の井戸はNPOになる前の「じゅくせん会」名義で寄付しました。
マークはBBA JAPANと名称変更後も引き続き使用します。