ボランティアを始めた理由⑩

幼稚園を建てたいという目標。

サラちゃんママのつてで大学教授G氏が用地を探してくれるという話もありましたが、私たちが文科省下の教育機関ではなく、(ようは公立の学校だと思っていたようで)ただの一幼児教室だと知ると立ち消えになりました。

この辺は(知り合ったスリランカ人は)自分の得にならないことはしない方々なので、割り切りが早いです。。。

私達に出来るのなら、幼稚園再建のお手伝いをしたい!

そう決心してから、会社(教室)では寄金を設立しました。

生徒さん達も賛同して寄付してくださいました。

教職員は設立した月に一律、給与天引きで寄付。(これにはやりすぎだと思いました。中にはバイトの子でその月のお給料が2万、寄付一律1万で手取りは半分になっちゃった子もいるんです。それはかわいそうでした。給料の額にに比例して寄付する金額を設定するとかすればいいのに…社長もバイトも一律1万円って常識を超えてるな。。と当時思ったものです)

そんなこともあって、あっという間にまとまった金額が集まりました。

でもこれをどう、無駄なく生かすことが出来るのか。

自分達はスリランカにつてもなく、サラちゃんママの知り合いにも頼めない。

ならば自力でスリランカと私たちを結んでくれるNGOやNPOを探してみよう。

社長はそういうことは一切やりません。

まあ、いいっぱなし、、というところも大きいのです。だから情報収集は全て私にかかっています。

スリランカにボランティア活動をしている団体に限定。

寄付金の流れをweb上でもきちんと報告してるところを探して。

いくつか見つけた団体に片っ端からメールを送ってみました。

・スリランカに限定したいこと

・建てた幼稚園には幼児教室の名前がつけられること

・完成したら必ずレポートをもらえること。

・その団体に寄付して終わりにする気(寄付金振込で完了)はないこと→これは最後まで幼稚園が完成することを確認できること、という意味

まあ、団体側からしたら使用目的をこれだけうるさく言ってきたら嫌だったかもしれません。

 

最初に連絡をくれたのが、スリランカで長くボランティア活動を続けている、ワンワールド・ワンピープル(O.W.O.P)でした。