「BBAJAPANはスリランカ以外の国の支援はやらないの?」こう聞かれることはたまにあります。団体設立にあたり定款での目的は
海外の貧困地域において、社会的弱者である人々に対し、現地の衛生環境の改善及び教育、職業訓練等の支援活動を行い、保健、又は福祉サービスの振興及び青少年の健全育成と女性の社会進出に寄与し、生活向上を実現するとともに、現地と日本の文化交流及び災害時における支援活動を行うことによって、支援国との親善と相互理解を推進することを目的とする。
とし、広く「海外」としているのでスリランカに限定しているわけではないのです。ただ、団体としての規模や、ボランティアに係る渡航費用等はすべて自己負担でおこなっているため、あまりに遠い地域は難しいと思います。
そんな中、依頼があったカンボジア。


カンボジアは日本からも多くの支援団体が入っているし、東南アジアは発展してきているからBBAJAPANがやらなくてもいいんじゃないのかな?そんな気持ちでいたのです。でも調べてみると、首都プノンペンから30分ほどのエリアでも水道が敷設されてない場所があることがわかりました。日本でいえば東京駅から30分のエリアに水道がないってことになります。え、うそでしょ?
カンボジアは1970年代のクメールルージュで多くの犠牲者を出し、特に今の50代~60代の国民の多くがその影響を経験しています。そして国の復興のためにその50代~60代は若い人たちをどう育てるかに心血を注いでいる・・・そんな事を知ると、私たちにできることは?と考えるようになりました。
続く