カンボジアへの井戸1号①

カンボジアの首都プノンペンの隣にあるカンダール州。
日本でいえば、東京から30分の距離にあたるその地域に、水道が敷設されていない地域があると
聞いたのは昨年のことでした。


要請があったのはお寺が運営する学校法人。実際に見に行ったら建物は立派だし、
生徒が幼稚園から大学まで6千人!
こんなマンモス校のある場所に、インフラ整備が届いていないのか不思議です。

聞けば建物はお寺の支援者による寄付だとか。
そして土より上に寄付した者は自身の名前がついたりするので目立つけど、土より下のあるものは目立たないと考えるのか、誰も寄付しないと。
今までに寄付された井戸はたった一つ。
そのためいつも使う時間を決めてその時以外は栓を閉めている・・・。
(なんだとーーー!教育の場に水がないってどれだけ深刻なことなのか考えないのかな・・・)と思いましたが、ないものはしようがない。寄付することを決めました。